最近更新された用語
DNAにおける開始コドン。メチオニンに翻訳される。*1
関連する用語
翻訳の開始を意味するコドン。メチオニンをコードするアミノ酸配列。RNAではAUG、DNAではATG。遺伝子によって規定されるアミノ酸配列は、メチオニンをコードする開始コドン(ATG)から始まります。従って、全てのタンパク質のN末端はメチオニンから始まりますが、このメチオニンはタンパク質合成後に多くの場合は除去されてしまいます。近年、AUGとは異なるコドンからRNA翻訳が開始される非典型的翻訳が起こることが報告されている。非典型的翻訳は主にeIF2に依存しているとされる。タグ:
オートファジーによる選択的ミトコンドリア分解。オートファジーを利用してミトコンドリアを隔離して分解する細胞の機能。ミトファジーとも。この機能によってミトコンドリア品質管理を行う。マイトファジーが正常に行われないと神経変性疾患や老化の原因となるとされる。パーキンやBNIP3、ATGはマイトファジーに関わる分子。ATG32がカゼインキナーゼ2によってリン酸化されることがマイトファジーの開始点となる。このリン酸化は通常、PP2Aファミリーの脱リン酸化酵素であるPPG1によって抑制さ…
核酸のひとつ。デオキシリボ核酸とも呼ばれる。デオキシリボースを含む、細胞核の中の酸性を示す物質であることから名付けられた。リン酸とデオキシリボース、核酸塩基の3つが結合してできたデオキシリボヌクレオチドが連なった重合体。全長2m、幅2nmとされる。DNAの一部(塩基配列)は遺伝情報を持つ遺伝子の本体である。遺伝子の部分はDNA全体の1.5%程度で、残りの部分は遺伝子ではない。真核細胞の核のDNAでは、1つのタンパク質をつくるDNA領域の中に、タンパク質をコードする部分(エキソ…
必須アミノ酸のひとつ。含硫アミノ酸のひとつ。組織の成長や修復に必要で、皮膚や毛髪のしなやかさと爪の強度に関わる。システインやホモシステインの合成に必要。また、ホモシステインからメチオニンシンターゼによってメチオニンに再合成される。その半数近くが肝臓で代謝される。SSG1がメチオニンの代謝に関わるとされる。
タンパク質の合成において、転写によってできたmRNA上の遺伝暗号をアミノ酸配列に変換する過程のこと。mRNAにおけるAUG(アデニン、ウラシル、グアニン)という並びが翻訳の開始位置(開始コドン)となる。
参考文献一覧
コメント・訂正・追記
ご意見・ご要望をお聞かせください。