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アグーチ関連ペプチドを参照。
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摂食行動を促進するペプチド。弓状核に存在する神経細胞から分泌される。神経ペプチドYやγ-アミノ酪酸(GABA)よりも長期(数日~1週間)にわたる摂食亢進効果を持つ。α-MSHの受容体のひとつである4型メラノコルチン受容体(MC4R)に結合し、α-MSHの摂食抑制作用を拮抗阻害して摂食を亢進させる。
脳の視床下部に存在する小核。漏斗核や隆起核とも呼ばれる。弓状核の情報は室傍核へ伝達される。レプチンやインスリンの受容体が高密度に分布している。アグーチ関連ペプチド(AgRP)やニューロペプチドY、GABAの3種類の異なる摂食を制御する物質を産生する神経が存在する摂食調節の中核。弓状核が持つNKA(Na+/K+-ATPase)が空腹および低血糖状態を感知して、これらの神経活動を亢進し、摂食行動を起こすことが確認されている。
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