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オートファジーに関わるタンパク質群。
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毛髪や筋肉、臓器など人体の各部を構成する必須の栄養素。三大栄養素のひとつ。漢字では蛋白質と表記する。蛋白はもともと卵白の意味。英語ではプロテインと呼ばれ、これはギリシャ語で「一番大切なもの」を意味するプロティオス(proteios) に由来する。体内に存在する酵素や受容体、免疫の抗体、血液中の血球などもタンパク質によって構成されている。人体全体の10〜15%程度を占める。化学的には、アミノ酸から成るペプチドが集まった一本のポリペプチドから作られる巨大な分子。タンパク質を構成す…
細胞が自己の成分を分解する機能。細胞の一部を小胞で隔離し、その内容物を細胞内のリソソームに運んで分解する機構。全ての真核生物が保有しているとされる。オートファジーのオート(auto)はギリシャ語で「自己」、ファジー(phagy)は「食べる」の意であるため、自食作用とも呼ばれる。厳密には、細胞質におけるタンパク質や細胞小器官の非選択的な分解機構。選択的なオートファジーも存在する。細胞が飢餓などのストレスへの対応のため、自身が持つ細胞小器官などを分解して得たアミノ酸を利用して必要…
酵母のオートファゴソームの形成に関わるユビキチン様タンパク質。オートファゴソームの膜を広げる働きを持つ。ヒトのホモログはLC3。ホスファチジルエタノールアミンと共有結合し、それを起点として脂質の膜のヘミフュージョンを引き起こす。Atg32のリガンドとなる。Atg32-Atg8-Atg11複合体が起点となってミトコンドリアがオートファゴソーム内に隔離される。
マイトファジーに関わるタンパク質のひとつ。Atg32のリガンド。オートファゴソーム形成に必要な他のAtgタンパク質群が分子集合する際の足場として機能する。
ミトコンドリア外膜に存在し、マイトファジーに必須なタンパク質。Atg8およびAtg11の受容体となり、これらと複合体を形成する。
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