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B細胞抗原受容体のこと。
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IgαとIgβからなるヘテロ二量体。ナイーブB細胞は膜型IgMおよびIgDを発現し、これらはIgα/βと会合してB細胞受容体として特異的な抗原を認識し結合する。プレB細胞受容体がこれを介してB前駆細胞の増殖ならびに分化を誘導するシグナルを伝達することが知られている。
B細胞の細胞膜表面に発現する受容体。1個のB細胞の表面に50000個以上存在する。B細胞受容体やB細胞レセプター、SIG抗体とも呼ばれる。B細胞は、このB細胞抗原受容体によって抗原を認識し、さらにT細胞からの刺激が加わることで、形質細胞へと分化する。特定の1種類の抗原(エピトープ)に反応する。2種類以上のB細胞抗原受容体が1つのB細胞上に存在することはない。B細胞抗原受容体に結合した抗原は、受容体と一緒に細胞内へ取り込まれ、リソソームと融合して取り込まれた中身は分解される。分…
胚中心のB細胞に起こる体細胞レベルのDNAの組換え。抗体を産生するための正常な突然変異。体細胞超変異や体細胞高頻度突然変異とも呼ばれる。これによってB細胞がある抗原に特異的な抗体を産生できるようになる。これはAIDやⅠ型トポイソメラーゼによって制御されていることが報告されている。胚中心では,高親和性抗体産生機構のひとつとして,B細胞がB細胞受容体の体細胞超変異を起こす.さらにTfh細胞との会合を介して高親和性の受容体をもつB細胞のみが選択され,Tfh細胞由来の刺激を受けて増殖…
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