B6酵素(vitamin B6 enzymes) †
ビタミンB6の誘導体であるピリドキサールリン酸を補酵素とする酵素の総称。
B6酵素のほとんど全てはアミノ酸代謝に関連し、多くの酵素に4-アルデヒド基が基質となるアミノ酸のα位のアミノ基を介してシッフ塩基(アルドイミン)結合を形成する。*1
一般のB6酵素はアルドイミン結合を水素化ホウ素ナトリウムで還元すると完全に失活するが、ホスホリラーゼでは50%以上の活性が保持されることが知られている。
*1日本醸造協会誌 ホスホリラーゼ-その作用をめぐって 小林幹彦 一島英治: https://www.jstage.jst.go.jp/article/jbrewsocjapan1988/83/1/83_1_17/_article/-char/ja/
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このページの最終更新日時: 2019-12-11 (水) 08:46:22