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神経細胞の脂質ラフトに存在する膜タンパク質。神経細胞の極性の決定に関わる。神経細胞表面においてGPM6aの局在化が、脂質ラフトと神経極性決定に関与する細胞内シグナル分子の集積を誘導し、脂質ラフトにおけるシグナル伝達を制御するトランスデューサーとして機能する。うつ病やアルツハイマー病、BSE、HIV脳症などの精神疾患及び神経疾患において発現量の顕著な低下が見られる。タグ:
プリオン病のひとつ。命にかかわる不眠症。「家族性致死性不眠症」(FFI)という、不眠症がどんどんとひどくなって、疲労の極限状態のなかで気が狂うようにして死んでいくという恐ろしい病気がありますが、この病気でなくなった人の脳を解剖すると、BSEと同じように脳がスカスカになって穴が開いているのです。
プリオンが原因となる感染症の総称。伝達性海綿状脳症とも呼ばれる。細菌やウイルスなどの核酸を持つもの以外による感染症。したがって、紫外線や熱による処置でも感染力が失われない。プリオンの発生や感染に関しては未だに不明な点が多い。-クロイツフェルト・ヤコブ病(CJD)-クールー-ゲルストマン・ストロイスラー・シャインカー病(GSS)-致死性家族性不眠症(FFI)-ヒツジ海綿状脳症(スクレイピー)-伝染性ミンク脳症-慢性消耗病-ウシ海綿状脳症(狂牛病、BSE)
感染性を持つタンパク質粒子を意味する proteinaceous infectious particles の略。タンパク質性感染粒子、プリオンタンパク質(PrPc)とも呼ばれる。体内では脳や神経の細胞膜表面に存在するタンパク質。通常であれば問題にはならないが、異常なプリオン(PrPsc)が生成されることでプリオン病の原因となる。核酸を持たないにも関わらず、細胞に感染して自己を複製する。したがって核酸を破壊する紫外線や熱などによる処置によっても感染力が失われない。プリオンは、…
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