健康用語WEB事典

C型肝炎(hepatitis C)

最も慢性肝炎へ移行しやすいウイルス性肝炎C型肝炎ウイルス感染による肝炎血液を介して感染する。肝がんの原因のの70~80%を占める。

自覚症状はなく、放置すると肝硬変へと進行する。診断はC型肝炎ウイルスに対する抗体の有無。*1

インターフェロンによる抗ウイルス療法が用いられるが、副作用が強く高齢者には向かない。*2

C型肝炎の患者では病初期から腸内フローラに変化が見られ、ウレアーゼ遺伝子を持つレンサ球菌が増加していることや肝臓での胆汁酸代謝酵素発現異常が原因となり、便に含まれる胆汁酸デオキシコール酸が減少していることが報告している。*3

タグ: 疾患 肝炎 肝臓 ウイルス 感染症

*1C型肝炎|解説|肝疾患診療連携拠点病院|大阪市立大学医学部附属病院: http://www.hosp.med.osaka-cu.ac.jp/liver-net/c-gata-kanen.shtml
*2国民病であるC型肝炎 埼玉医科大学病院 消化器内科・肝臓内科 名越澄子: http://www.saitama-med.ac.jp/lecture/materials/61-H2205-1.pdf
*3C型肝炎で起こる腸内環境の乱れの原因を解明 | 研究成果 | 九州大学(KYUSHU UNIVERSITY): https://www.kyushu-u.ac.jp/ja/researches/view/658

ご意見・ご要望をお聞かせください。


C型肝炎に関する情報を検索
[学術機関を検索] [政府機関を検索]



この用語を編集/画像添付
このページの最終更新日時: 2021-09-07 (火) 06:22:17