健康用語WEB事典

C型肝炎ウイルス(hepatitis C virus : HCV)

肝炎ウイルスのひとつ。肝臓がんの主な原因となる。

肝細胞炎症を引き起こす原因でもっとも多いものが、B・C型肝炎ウイルス感染です。日本では肝臓がんの約70%がC型肝炎ウイルスによるものとされています。*1

空気感染経口感染はせず、注射針や手術などで血液を介して感染する。*2

医学実験によってC型肝炎ウイルスが体に残ったチンパンジーは、そうでないチンパンジーに比べて早く亡くなること報告されている。中には腎臓の病気が死因となった例が複数あり、機能も低下していることが確認されている。*3

タグ: ウイルス 肝炎 がん 感染

*1新星出版社 図解 あきらめない 放置しない! がん医療 済陽高穂(2015/2/25)
*2C型肝炎はどのように感染しますか? | 未検査の方 | C型肝炎 - 新しい治療、新しい可能性 -: http://www.c-kan.net/knowledge/03.xhtml
*3チンパンジーの肝炎感染実験の影響―寿命が短くなり肝臓や腎臓に障害 | 京都大学: https://www.kyoto-u.ac.jp/ja/research-news/2022-08-10-7

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このページの最終更新日時: 2022-08-12 (金) 07:14:04