健康用語WEB事典

C/EBP(CCAAT/enhancer-binding protein)

転写因子のグループのひとつ。CCAAT/エンハンサー結合タンパク質

遺伝子プロモーターエンハンサーの領域に存在するCCAAT配列を認識して結合するタンパク質として同定された。*1

以下のアイソフォームが確認されている。

CCAAT/エンハンサー結合タンパク質(以下C/EBP)ファミリーは、C末端塩基性ロイシンジッパーを持ち、ヘテロダイマーあるいはホモダイマーを形成してDNAに結合し、様々な細胞において炎症・増殖・代謝分化細胞増殖などに協調的に関与する重要な転写因子群である。C/EBPファミリーにはC/EBPα,β,γ,δ,ε,ζの6種類のアイソフォームが知られており、その内C/EBPα,β,δ,εの4種類が転写活性化ドメインを有する。*2

*1金沢大学学術情報リポジトリKURA 骨髄系細胞の分化と転写因子C/EBPファミリー: https://kanazawa-u.repo.nii.ac.jp/?action=pages_view_main&active_action=repository_view_main_item_detail&item_id=16661&item_no=1&page_id=13&block_id=21
*2転写因子CCAAT/エンハンサー結合タンパクファミリーによる軟骨細胞の分化制御 大隈知威: http://repository.dl.itc.u-tokyo.ac.jp/dspace/bitstream/2261/60616/2/A31753_abstract.pdf

ご意見・ご要望をお聞かせください。


C/EBPに関する情報を検索
[学術機関を検索] [政府機関を検索]



この用語を編集/画像添付
このページの最終更新日時: 2018-08-10 (金) 08:50:55