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川崎病患児の口腔から分離されたストレプトコッカス・ミティスから精製されたコレステロール依存性細胞溶解毒素(CDC)。ヒトの血小板を凝集する上、ヒト細胞に高い親和性を示して膜孔を形成する。親和性はインターメディリシンより低い。細胞膜コレステロールやCD59を認識する。タグ:
コレステロール依存性細胞溶解毒素(CDC)のひとつ。ストレプトコッカス・インターメディウスによって産生され、ヒトの細胞に特異的な毒性を示す。他のCDCと異なり、11mer領域中に3残基の置換があるためコレステロールに対する親和性が低い。CD59を特異的受容体とするが、この結合はコレステロールによって安定化される脂質ラフト中でのCD59の特定構造が必要とされる。タグ:
補体の活性化によってできる最終産物。補体のC5bが活性化した後、C6、C7、C8が次々に活性化し、これらすべてが結合してできる複合体。C5b6789やC5b-9複合体とも。細菌の膜に穴を開け、浸透圧の変化を利用してそれを排除する役割を持つ。ナイセリア属など一部のグラム陰性菌に対する感染防御として重要であるが、厚い細胞壁を有するグラム陽性菌種に対しては無効。糖尿病性腎症において、補体制御因子のCD59が糖化を受けて補体活性を抑制できなくなるため、腎組織では膜侵襲複合体が沈着する…
補体の働きの制御に関わる物質。-CTRP6-血清中の補体制御因子--C1インヒビター(C1-INH)--補体Ⅰ因子--補体H因子--C4bp--ビトロネクチン--クラステリン-細胞膜上の補体制御因子(補体制御膜因子)--DAF(CD55)--CR1(CD35)--MCP(CD46)--HRF(CD59)
C5b-8複合体のC8およびC9に結合することで、C5b-8にC9が重合してMACを形成するのを阻止するGPIアンカー型タンパク質。MAC-IPやHRF、CD59とも。ラットのCD59はヒトのHRF20に相当する。補体複合体をリガンドとし、自己の組織を対象とする補体による傷害を防ぐために補体の過剰な活性化を抑制するシグナルを細胞内に伝える。発作性夜間血色素尿症によって欠損する。
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