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血清脂質のひとつ。体内で合成される固体の脂質で、ホルモンの生成や細胞膜の構成に必要。コレステロールは体内で、1日に体重1kg当たり約12mgが生成される。コレステロールの前駆体はアセチルCoAから合成されるメバロン酸。体内でのコレステロール合成量は食事として摂取されるコレステロールの量によって調整され、摂取したコレステロールの量がそのまま血液中のコレステロールに反映されるわけではない。コレステロールを多く摂取したときには肝臓で作られるコレステロール量が減少し、逆にコレステロー…
ストレプトコッカス属細菌が産生する毒素タンパク質。分子量約53〜70kDaで4〜5つのドメインからなる。細胞膜に対して膜孔を形成することによって細胞障害性を示す。CDCの細胞傷害活性にはドメイン4に存在する11merが寄与していると考えられている。C末端側4つのドメインは毒素活性に必須な基本構造である。通常のCDCは、CDC間で高度に保存されたC末端ドメイン中の11アミノ酸領域(11mer領域)で動物細胞膜のコレステロール(CHL)に結合し、膜上で40-50分子が会合して環状…
主に植物の葉緑体(クロロプラスト)に含まれる緑色の色素。テトラピロールにフィトールがエステル結合した構造を持つ。葉緑素とも。葉緑体中の大部分のクロロフィルは光を集めるアンテナの役割を果たす。緑色の光を避けて熱吸収を抑えるとされる。植物は光量子の一部をクロロフィル(Chl)によって吸収し、光合成を行うことで地球の生態系を支えています。クロロフィルは葉緑素とも呼ばれていますが、これは緑色の光量子の吸収率が低いためで、その理由については様々な説明がなされてきました。… 葉の中で光を…
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