CHT1(high-affinity choline transporter 1) †
コリントランスポーターのひとつ。高親和性コリントランスポーターとも。580個のアミノ酸で構成され、13回膜貫通ドメインを持つ。*1
前脳基底野?、線条体、脳幹、脊髄などの細胞体や大脳皮質、海馬、線条体、視床、扁桃体、脳幹、脊髄などの神経終末に発現する。コリンアセチルトランスフェラーゼや小胞アセチルコリントランスポーターの発現場所に一致し、コリン作動性神経にプレシナプス側に特異的であることが示唆されている。*2
シナプス間隙のコリンはCHT1を介してプレシナプスに取り込まれ、アセチルコリンの合成に再利用される。
神経細胞以外ではT細胞、血管内皮細胞、血管平滑筋、気道上皮細胞、皮膚角化細胞などに発現する。
*1コリンおよびコリントランスポーターの生理機能(<特集>ビタミン・バイオファクターのトランスポーター[I]): https://www.jstage.jst.go.jp/article/vso/84/8/84_KJ00006538714/_article/-char/ja/
*2KAKEN — 研究課題をさがす | 高親和性コリントランスポーターの機能調節 (KAKENHI-PROJECT-13210041): https://kaken.nii.ac.jp/ja/grant/KAKENHI-PROJECT-13210041/
*2KAKEN — 研究課題をさがす | 高親和性コリントランスポーターの機能調節 (KAKENHI-PROJECT-13210041): https://kaken.nii.ac.jp/ja/grant/KAKENHI-PROJECT-13210041/
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このページの最終更新日時: 2018-09-27 (木) 10:54:38