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シクロオキシゲナーゼ-2を参照。
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シクロオキシゲナーゼのひとつ。ほぼ全ての細胞に常時発現している構成型酵素。主に胃粘膜や血小板などに存在する。インドメタシンやアスピリンなどの非ステロイド系抗炎症薬の作用はCOX-1およびCOX-2を阻害することによるが、この阻害の副作用として胃粘膜や腎臓、血小板の機能障害が起こる。胃粘膜障害はCOX-1の阻害作用により発現すると考えられている。ミクログリアの神経保護的な役割に関与する可能性が示唆されている。タグ:
脂肪酸として三つのリノール酸を持つトリアシルグリセロール。リノレインや1,2,3-トリリノレオイルグリセロールとも。ヨクイニンに含まれる。LPSによるシクロオキシゲナーゼ(COX-2)の発現を抑制し、細胞増殖活性を低下させるという報告がある。タグ:
気道や消化管を中心とする上皮細胞の膜表面(アピカル側)に分泌され、外部の刺激から上皮細胞を保護する役割を有する分子量4,500万以上の高分子糖タンパク質。小胞体で合成されて細胞内顆粒に蓄えられ、 様々な刺激に反応して細胞外へ開口放出により分泌される。 私達の消化管内には、摂取した食物や腸内細菌が存在している。そのため消化管の表面は粘液で保護されている。この粘液の主成分はムチンと呼ばれる物質である。ムチンは非常に多くの糖が結合したタンパク質(糖タンパク質)であり、これが不足する…
オレガノやサボリー、タイム、クローブ、オールスパイスなどに含まれる香り成分となる芳香族化合物。TRPV3のリガンドであり、温熱感覚をもたらす。また、PPARαとPPARγを活性化してCOX-2の発現を抑制する作用を持つ。
非ステロイド性抗炎症薬のひとつ。COX-2に対する選択性が高いため胃腸障害が現れにくい。商品名はオステラック、ハイペン、ハイペラック。
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