CTL1(choline transporter like protein 1) †
コリントランスポーター様タンパク質のひとつ。輸送形態はプロトンとのシンポート。
ヒトのCTL1は中枢神経系や骨格筋、全身の臓器、皮膚角化細胞などに広く発現し、全ての細胞にとって必須のコリン輸送を担うと考えられている。OCTファミリーと似た性質を持ち、多くのカチオン系薬物によって阻害される。*1
多くのがん細胞はCTL1を介してコリンを取り込み、その機能阻害がアポトーシスを誘導することが確認されている。*2
*1コリンおよびコリントランスポーターの生理機能(<特集>ビタミン・バイオファクターのトランスポーター[I]): https://www.jstage.jst.go.jp/article/vso/84/8/84_KJ00006538714/_article/-char/ja/
*2KAKEN — 研究課題をさがす | ドラッグ・リポジショニングによるコリントランスポーターを標的とした癌治療薬の開発 (KAKENHI-PROJECT-17K08315): https://kaken.nii.ac.jp/grant/KAKENHI-PROJECT-17K08315/
*2KAKEN — 研究課題をさがす | ドラッグ・リポジショニングによるコリントランスポーターを標的とした癌治療薬の開発 (KAKENHI-PROJECT-17K08315): https://kaken.nii.ac.jp/grant/KAKENHI-PROJECT-17K08315/
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このページの最終更新日時: 2020-07-09 (木) 08:02:06