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スギ花粉に含まれる抗原(アレルゲン)のひとつ。*1
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体が異物だと認識する物質。この異物に対抗するために体内に作られるのが抗体である。抗体が作られる物質であれば、病原体以外も抗原と言える。例えば、タンパク質や多糖類に対しても抗体が作られる場合があり、これらも抗原と呼べる。抗原とは、元来は抗体に対応する言葉であった。抗体と反応する分子という意味である。一方で、ある異物が体内に侵入した場合に、それに対して抗体がつくられる分子、言い換えればB細胞が応答する対象という意味にも用いられる。… T細胞が発見されてからは、T細胞が認識する分子…
アレルギーを引き起こす原因となる物質のこと。主にタンパク質(トロポミオシン、パルブアルブミン、ゼラチンなど)が原因となる。小児においては卵、牛乳、大豆が主なアレルゲンとなるため三大アレルゲンと呼ばれる。成人になると魚や甲殻類のアレルギー頻度が増加する。魚介類ではエビ、カニ、サバが斗出して多い。報告されている果物類に対するアレルゲンの多くは、防御タンパク質、プロフィリン、非特異的脂質輸送タンパク質である。一方、種子類に関するアレルゲンでは、種子貯蔵タンパク質が多くを占めている。…
花弁の中の雄花で作られ、雌花に送り実を作る(受粉させる)ための物質。風によって運ばれる花粉を風媒花粉と呼ぶ、これが花粉症などのアレルギーの原因物質(アレルゲン)となる。国内で最も多い花粉症はスギによる花粉が原因とされる。虫によって運ばれる花粉は虫媒花粉と呼ばれる。晴れて気温が高く、乾燥していると飛散する花粉が多くなる。雨や雪の日は花粉の飛散が少ないが、その後の天候が良くなると、まとめて多くの花粉が飛散する可能性がある。
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