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グルクロン酸のD体。
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肝臓から発見された、アンチトロンビンに結合して血液の凝固を抑制する作用を持つ硫酸化多糖(ヘパラン硫酸)。マスト細胞に存在する。ヘパラン硫酸の中でも硫酸化の度合いが高い。ウロン酸(β-D-グルクロン酸あるいはα-L-イズロン酸)とD-グルコサミンが重合した多糖類に硫酸が付加した構造を持つ。血中のプロテアーゼインヒビターのアンチトロンビン(AT)に結合して立体構造を変えて活性化し、ATによるプロテアーゼ凝固因子の阻害速度を高めて抗血液凝固作用を発現する。ヘパリンは生体内では結合組…
コンドロイチン硫酸のひとつ。軟骨に存在する。コンドロイチン-6-硫酸とも呼ばれる。N-アセチル-D-ガラクトグルコサミン-6-硫酸とD-グルクロン酸が結合した二糖類を基本構造とする。
エナンチオマーのうち、光学的に右旋性である一方を指す。単糖類においては、ヒドロキシ基が右側にあるもの。自然界に存在する糖質はD体。
皮膚を構成する二つの層(表皮と真皮)や関節などの細胞外基質を構成するムコ多糖。ヒアルロナンとも呼ばれる。グルクロン酸とN-アセチルグルコサミンの二糖単位の枝分かれのない直鎖状の繰り返し構造から成るヘテロ多糖。ヒアルロン酸はD-グルクロン酸とN-アセチル-D-グルコサミンが重合した酸性ムコ多糖である。眼硝子体、臍帯、関節液、皮膚、軟骨などの結合組織に多く含まれ、主として、線維芽細胞や滑膜細胞などで産生されている。1gで6000mlの水分を保持できるという高い水分保持能を有するこ…
ウロン酸のひとつ。グルコースの6位が酸化された有機化合物。水に溶けやすい。分子式は C7肝臓での薬物代謝(ウロン酸経路)において、薬物の水溶性を高めるためにグルクロン酸と抱合反応(グルクロン酸抱合)を起こす代謝が多い。
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