健康用語WEB事典

D-ダイマー(D-dimer)

フィブリンが分解される際(二次線溶)に生じるフィブリン分解産物の最小単位。安定化フィブリンが生成したことを間接的に意味し、形成された血栓の程度を反映する。血栓症の判定や線維素溶解療法?時のモニターとして計測される。基準値は1.0μg/mL未満。*1*2*3

二次線溶で血中のD-ダイマーが上昇しているときにはFDPも相関して上昇していることが多いとされる。

*1II.各論 実地医家に必要な新しい検査と重要な検査項目 5.血液疾患 2)凝固・線溶系 山﨑雅英 朝倉英策 尾崎由基男: https://kanazawa-u.repo.nii.ac.jp/?action=pages_view_main&active_action=repository_view_main_item_detail&item_id=13848&item_no=1&page_id=13&block_id=21
*2大阪医科大学附属病院 中央検査部 わかりやすい検査案内 循環器疾患編: https://www.osaka-med.ac.jp/deps/kns/junkanki.pdf
*3奈良県立医科大学 Dダイマー: http://www.naramed-u.ac.jp/~lab-h/labo/ichiji-s/%E8%A1%80%E6%B6%B2/2B140%20D%E3%83%80%E3%82%A4%E3%83%9E%E3%83%BC.pdf

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このページの最終更新日時: 2019-12-20 (金) 19:09:47