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DNAを鋳型とするDNAポリメラーゼ。*1
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単純ヘルペスウイルスや水痘帯状疱疹ウイルス、サイトメガロウイルスなどのDNAウイルスが持つDNA依存性DNAポリメラーゼを阻害し、これらに対して強い増殖抑制作用を示すアデニン誘導体。9-β-D-アラビノフラノシルアデニン(ara-A)とも。商品名はアラセナやカサール。アデノシンのリボース環に結合しているヒドロキシ基ひとつの向きを逆にした構造を持つ。産業的にはウラシルアラビノシド(ara-U)を前駆体とし、その糖部分をウラシルからアデニンに付け替えることで生成される。
核酸のひとつ。デオキシリボ核酸とも呼ばれる。デオキシリボースを含む、細胞核の中の酸性を示す物質であることから名付けられた。リン酸とデオキシリボース、核酸塩基の3つが結合してできたデオキシリボヌクレオチドが連なった重合体。全長2m、幅2nmとされる。DNAの一部(塩基配列)は遺伝情報を持つ遺伝子の本体である。遺伝子の部分はDNA全体の1.5%程度で、残りの部分は遺伝子ではない。真核細胞の核のDNAでは、1つのタンパク質をつくるDNA領域の中に、タンパク質をコードする部分(エキソ…
鋳型となる核酸に対して相補的なDNA鎖を合成する酵素。DNA合成酵素とも。細胞分裂の際のDNAの複製において中心的な働きをする。RNAポリメラーゼと異なり反応の開始にプライマーを必要とする。DNAを鋳型とするDNA依存性DNAポリメラーゼとRNAを鋳型とするRNA依存性DNAポリメラーゼに分けられる。5種類のDNAポリメラーゼ が知られており、DNA複製にはα、δ、ε、修復反応には主にβ、ミトコンドリアDNAの複製にはγが関わっている。
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