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デオキシリボヌクレアーゼのひとつ。好中球細胞外トラップの分解に関わる。
タンパク質と結合したDNAは分解しない。*1
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毛髪や筋肉、臓器など人体の各部を構成する必須の栄養素。三大栄養素のひとつ。漢字では蛋白質と表記する。蛋白はもともと卵白の意味。英語ではプロテインと呼ばれ、これはギリシャ語で「一番大切なもの」を意味するプロティオス(proteios) に由来する。体内に存在する酵素や受容体、免疫の抗体、血液中の血球などもタンパク質によって構成されている。人体全体の10〜15%程度を占める。化学的には、アミノ酸から成るペプチドが集まった一本のポリペプチドから作られる巨大な分子。タンパク質を構成す…
核酸のひとつ。デオキシリボ核酸とも呼ばれる。デオキシリボースを含む、細胞核の中の酸性を示す物質であることから名付けられた。リン酸とデオキシリボース、核酸塩基の3つが結合してできたデオキシリボヌクレオチドが連なった重合体。全長2m、幅2nmとされる。DNAの一部(塩基配列)は遺伝情報を持つ遺伝子の本体である。遺伝子の部分はDNA全体の1.5%程度で、残りの部分は遺伝子ではない。真核細胞の核のDNAでは、1つのタンパク質をつくるDNA領域の中に、タンパク質をコードする部分(エキソ…
DNAを構成するデオキシリボヌクレオチドのホスホジエステル結合を分解する反応を触媒するヌクレアーゼ。DNA分解酵素やDNaseとも。-DNaseⅠ-DNaseⅡ-DNaseⅢ
好中球が特定の刺激に反応して細胞外へ放出する、細胞核内のクロマチンから成る網目状構造物。細菌、真菌、寄生虫等の外来微生物を補捉する生体防御メカニズムの一つ。強い殺菌作用を持ち、感染防御機構として重要な働きを持つと考えられている。好中球細胞外トラップを放出した好中球は自滅する。この細胞死をネトーシス(NETosis)と呼ぶ。好中球が放出する細胞外DNAをNETsと呼び,NETsを形成するような好中球の細胞死をNETosisと呼んでいる。血清中のDNaseⅠによって分解される。好…
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