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白血球(顆粒球)のひとつ。通常は白血球の0.5〜7%程度を占める。好中球よりも大きい。骨髄の造血幹細胞からGM-CSF、IL-3、IL-5の刺激によって分化する。血液中には少なく、外界と触れる部分(皮膚、肺、消化管、下部尿路、子宮)に多い。脂肪組織にも存在している。精神的ストレスや、女性では月経によって減少する。弱い貪食作用を持ち、分解酵素による消毒能力なども好中球ほど強くはない。寄生虫に対する殺傷作用を持つ。好酸球は抗体依存性細胞傷害作用(ADCC)を持つ。細胞表面には様々…
好酸球に含まれる顆粒にある塩基性のタンパク質。顆粒に含まれるタンパク質の50%を占める。ECPと同様に in vitro で寄生虫に対して傷害性を持つ。喘息では、肺胞上皮を障害し、気管支の過敏性に関わるとされる。
好酸球に含まれる顆粒にある塩基性のタンパク質。リボヌクレアーゼとしての活性を持つ。その酵素活性はECPの100倍程度とされる。名前に神経毒(neurotoxin)と付くのは、ウサギの延髄に注入すると、神経の障害を起こし、神経の変成を生じるという実験結果に由来する。
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