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IgEのFc領域をリガンドとする受容体(Fc受容体)。*1
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種々のサイトカイン(ヒスタミンなど)を分泌することにより免疫反応の調節を行う血球系細胞。肥満細胞とも呼ばれる。この「肥満」は、ヒスタミンやプロテアーゼ、ヘパリンなどを充満させた顆粒を大量に持っていることから名付けられている。血管が分布する組織のほぼ全てに存在する。肥満細胞は免疫反応やアレルギー反応を担う細胞であり、皮膚や粘膜など全身に広く分布しています。たくさんの顆粒(物質を溜め込む袋)を細胞内に持っており、この顆粒内にはさまざまな化学物質が蓄積されています。マスト細胞の表面…
受容体に結合できる分子のこと。受容体の種類によってリガンドとなる物質は異なる。結合した際の働きによって以下のように分類できる。-アゴニスト(作動薬)-アンタゴニスト(拮抗薬、遮断薬)-インバースアゴニスト(逆作動薬)-パーシャルアゴニスト(部分作動薬)
Fcε受容体のひとつ。低親和性IgE受容体やCD23とも。血小板に発現するC型レクチン受容体であり、細胞内にITIMを持つ。
好塩基球やマスト細胞が細胞表面に発現するIgEの受容体。高親和性IgE受容体とも。
抗体の一部分。L鎖と結合せずH鎖同士結合している部分(抗体のY字の棒の部分)。免疫細胞のFc受容体に結合する。Fc領域は他の免疫システムを呼び寄せるのに欠かせず、補体あるいはマクロファージやキラーT細胞といった攻撃能力の高い細胞は抗体のFc領域を認識し、抗体が捕らえた相手に作用する(CDC作用・ADCC作用と呼ぶ)。一方で、Fc領域を除いたH鎖とL鎖が結合している部分のフラグメントをFabと呼ぶ。IgGのFc領域は2つのドメイン(CH2ドメイン、CH3ドメイン)とそれをつなぐ…
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