GluR2 †
AMPA型受容体のサブユニット。カルシウムイオンの透過性を決定する役割を持つ。*1
ミクログリアに発現する。高濃度グルタミン酸環境では細胞膜での発現量が増加し、その毒性から保護する役割を持つ。*2
アルツハイマー病などの神経変性疾患では、GluR2が減少あるいは機能不全となり、AMPA受容体による高いカルシウムイオンの流入により、高濃度のグルタミン酸による神経毒性によって神経細胞が細胞死を起こすことが報告されている。
*1「ALSにおけるRNA編集異常と脊髄運動ニューロン死」郭伸 (東京大学・大学院医学系研究科・脳神経医学専攻・神経内科学教室): http://www.md.tsukuba.ac.jp/basic-med/molneurobiol/brain/kenkyu16n/kenkyu02.html
*2ミクログリアに発現する AMPA 型グルタミン酸受容体 GluR2 の機能解明 別府薫 九州大学薬学府病態生理学分野: https://www1.gifu-u.ac.jp/~physiol/Pathophysiology/20shourei-2.pdf
*2ミクログリアに発現する AMPA 型グルタミン酸受容体 GluR2 の機能解明 別府薫 九州大学薬学府病態生理学分野: https://www1.gifu-u.ac.jp/~physiol/Pathophysiology/20shourei-2.pdf
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このページの最終更新日時: 2019-05-12 (日) 16:46:44