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HBe抗原に対する抗体。
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形質細胞やBリンパ球(B細胞)が産生する、免疫に関わるタンパク質。エミール・アドルフ・フォン・ベーリング(Emil Adolf von Behring)と北里柴三郎によって発見されたが、命名はその後に行われたとされる。主に血液中や体液中に存在し、体内に侵入してきた病原体や破損した細胞などを捉えて、それを排除する働きをする。γ-グロブリンに含まれるため免疫グロブリンとも呼ばれる。人体は、一度侵入してきた異物(抗原)に対して抗体を作り、以後同じ異物が侵入してきた時に対抗できるよう…
ある抗原が陰性化し、同時にその抗原に対する抗体が陽性化すること。特にB型肝炎におけるHBe抗原の陰性化に伴うHBe抗体の陽性化を指す。セロコンバージョンの後、一般的にはウイルス量が減少して感染力は低下および肝機能が改善が起こる。キャリアの多くは25~30歳までに肝炎を発症しますが、多くはその後「HBe抗原」が消失して「HBe抗体」が出現し(この現象を「セロコンバージョン」といいます)、ウイルスの増殖が低下あるいは停止し、肝機能が正常化して臨床的治癒となります。HBe抗原が陽性…
B型肝炎ウイルスの増殖が盛んな時期に感染者の血液中に現れる抗原(可溶性のタンパク質)。HBe抗原が陽性で、HBe抗原に対する抗体(HBe抗体)が陰性である場合、肝炎によって強い肝障害が起こる恐れがある。
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