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EGFRを参照。
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上皮成長因子(EGF)の受容体。上皮成長因子受容体や上皮増殖因子受容体、HER1とも。受容体型チロシンキナーゼ。細胞膜上に存在し、外部からのシグナルを受け取ると活性化(リン酸化)し、増殖シグナルを細胞内に伝達する。その後、活性化したEGFRは細胞内に取り込まれ、初期エンドソーム(早期エンドソーム)、後期エンドソームを経てリソソームへ運ばれて分解される。この処理が正常に行われないと、がんを引き起こすとされる。EGFRはがん細胞の表面に多く存在しており、EGFRを構成するチロシン…
上皮増殖因子受容体のファミリー。-EGFR(HER1、erbB1)-HER2(erbB2)-HER3(erbB3)-HER4(erbB4)
HER2に対するモノクローナル抗体(ヒト化抗体)。2013年6月に乳がんに対して認可された。商品名はパージェタ。トラスツズマブとは異なる部位に結合する。HER2と他のHER受容体(EGFR/HER1、HER3およびHER4)の二量体形成を特異的に阻害することによってシグナル伝達を抑制するとされる。
EGFR(HER1)に対するモノクローナル抗体(キメラ抗体)。商品名はアービタックス。主にK-rasに変異の無い症例に対して用いられる。
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