最近更新された用語
ヒスチジンの略号。
関連する用語
アンジオテンシンのひとつ。アンジオテンシン変換酵素によってアンジオテンシンⅠから生成される。血管収縮作用や血圧上昇作用を持つため、アンジオテンシンⅡ受容体拮抗薬(ARB)は降圧薬として使用される。時に心血管系組織障害をもたらす。また、副腎のアルドステロンの分泌を介して腎臓でのナトリウムの体内貯蔵を促す。アンジオテンシンⅡは、AT1受容体を介して細胞内カルシウムおよびジアシルグリセロールの上昇と、それに続くPKC-NADPHオキシダーゼ経路の活性化を惹起することが知られている。…
メラノコルチン(メラノトロピン)の一つ。α-メラノサイト刺激ホルモンとも。プロオピオメラノコルチンが二種類のプロホルモン転換酵素(PC1とPC2)による切断を受けて生成される。強力な食欲抑制作用をもつ神経伝達物質。脳下垂体前葉に作用して、プロラクチンの分泌やプロラクチン産生細胞の分裂を促進する。メラニンの合成において、その種類(ユーメラニンまたはフェオメラニン)の決定に関わる。動物の種類に関わらず、以下の共通した構造を有する。アセチル基-Ser-Tyr-Ser-Met-Glu…
脳下垂体に存在するメラノトロピンのひとつ。動物によって構造が異なる。サルのβ-MSHのN末端にAla-Glu-Lys-Lysのついた ドコサペプチドとしての構造を有する。H-Ala-Glu-Lys-Lys-Asp-Glu-Gly-Pro-Tyr-Arg-Met-Glu-His-Phe-Arg-Trp-Gly-Ser-Pro-Pro-Lys-Asp-OHタグ:
分泌型のホスホリパーゼA2。分子内ジスルフィドに富み、His-Asp触媒モチーフとカルシウムイオン結合部位が高度に保存されている。酵素活性にはカルシウムイオンが必要。哺乳類では様々な部位に数種類が存在することが知られている。
化学的にはアミノ基(‐NH2)とカルボキシル基(‐COOH)とをもつ有機化合物の総称。タンパク質(ペプチド)を構成する要素となる。基本となる化学構造は以下の通り。示性式は H2N-CHR-COOHRの部分は側鎖と呼ばれ、アミノ酸ごとに異なる。タンパク質を食べると体内でアミノ酸に分解される。人体の約20%がアミノ酸で構成されている。アミノ酸は500以上の種類があるが、人間が必要とするアミノ酸は20種類あり、そのうちの9種類は必須アミノ酸である。アミノ酸は十分なエネルギーの存在下…
コメント・訂正・追記
ご意見・ご要望をお聞かせください。