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リポタンパク質のひとつである中間比重リポタンパク質。
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血清脂質のひとつ。体内で合成される固体の脂質で、ホルモンの生成や細胞膜の構成に必要。コレステロールは体内で、1日に体重1kg当たり約12mgが生成される。コレステロールの前駆体はアセチルCoAから合成されるメバロン酸。体内でのコレステロール合成量は食事として摂取されるコレステロールの量によって調整され、摂取したコレステロールの量がそのまま血液中のコレステロールに反映されるわけではない。コレステロールを多く摂取したときには肝臓で作られるコレステロール量が減少し、逆にコレステロー…
脂質代謝に関わるリパーゼ。リポタンパク質の変換(IDLからLDL)に関与していることが知られている。肝性リパーゼや肝性トリグリセリドリパーゼとも。HTGL濃度が高いほどRLP-CやsdLDL-Cの濃度も高くなり、冠動脈疾患リスクの上昇につながることが報告されている。HTGLは甲状腺機能低下症において減少し、その治療後は正常となるため、甲状腺ホルモ ンにより調節される可能性が示唆されている。
リポタンパク質のVLDLやIDL、HDLなどを構成するアポリポタンパク質のひとつ。アポリポタンパク質EやアポEとも。複数のアイソフォームが存在する。-ApoE2-ApoE3-ApoE4持っているApoEの種類によってアルツハイマー病の発症率が変化することが確認されている。アポリポ蛋白EApoEのノックアウトマウスは高コレステロール血症を呈し、動脈硬化を自然発症するモデル動物として世界中で汎用されている。
リポタンパク質のひとつ。超低比重リポタンパク質や超低密度リポタンパク質とも。肝臓で合成された脂質を末梢組織へ運ぶ役割を持つ。肝臓で生成され分泌された後、IDLを経て最終的にLDLとなる。
アポリポタンパク質B(アポB)のひとつ。肝臓由来でVLDLやIDL、LDLを構成する。
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