健康用語WEB事典

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NK細胞が持つ受容体を持ちながら、T細胞のT細胞抗原受容体（TCR）を発現している免疫細胞。形態学的にはNK細胞に似た顆粒リンパ球。NK細胞同様、自己MHCクラスⅠ分子を失った細胞のみを攻撃する。ナチュラルキラーT細胞とも。NKT細胞は一種類のT細胞抗原受容体しか発現せず、認識できる抗原が少ない。樹状細胞が提示するスフィンゴ糖脂質を認識して活性化する。NKT細胞はCD1dに結合した糖脂質抗原を認識し活性化され、短時間に大量のTh1サイトカイン（IFN-γ、TNF-α)、Th2…

高い粘性を持つ多糖類。食品添加物（増粘剤、ゲル化剤）として使用される。キサンタンとも呼ばれる。通常は二重螺旋構造をしている。キサントモナス・カンペストリスによって生産されるウロン酸含有菌体外ヘテロ多糖。主鎖のグルコース2分子当たり単糖が3残基（マンノース、グルクロン酸、マンノース）が付加される繰り返し構造を取る。キサンタンガムはIL-6やIL-17、TNF-αの産生量を増やし、IL-4の産生を抑える働きを持つ。乳酸菌と同様にアレルギーの抑制や好中球の細菌防御機能を高める作用が…

転写因子のひとつ。リウマチなどの自己免疫疾患やアレルギー、がんなどの疾患に関わるとされる。Toll様受容体やTNF受容体スーパーファミリーを介したシグナルによって活性化し、IL-1βやIL-18前駆体、NLRP3の発現量を高める。通常はIκBαやp100などのタンパク質と会合した不活性型で細胞質に存在しているが、Toll様受容体を介したリン酸化カスケードなどの活性化シグナルによってタンパク質が分解され、細胞核内に移行する。その後、特定の遺伝子に直接作用して転写を活性化するこ…

自然リンパ球の一種。腸管粘膜固有層に豊富に存在し、抗菌ペプチド産生を誘導することで腸管での腸内細菌の恒常性を維持する働きを持つとされる。自己免疫疾患においてIL-17やIL-22を産生する。

インターロイキンのひとつ。傷害を受けた上皮細胞から放出され、ILC2を活性化してIL-5とIL-13を産生させる。

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