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クッパー細胞を参照。
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肝臓に常在している貪食細胞。組織マクロファージの一種。門脈から肝臓に侵入した異物を貪食する。星状大食細胞やクッパー星細胞とも。クッパー細胞は骨髄内の血液幹細胞に由来しないと報告されており、その由来は胎児期の卵黄嚢であると考えられている。放射線照射に対して抵抗があり、骨髄移植をしてもドナー由来の細胞には置き換わらないと考えられる。胆管結紮による肝障害を抑制し、残存する肝細胞に対して抗アポトーシス状態を獲得させ、その後の肝再生および肝線維化を促進する働きがあることが報告されている…
エンドトキシン(細菌内毒素)など菌体表層成分の共役受容体(マルチリガンド受容体)。肝臓のクッパー細胞やマクロファージの細胞表面に発現する。一部の単球の表面にも発現する。肥満によってCD14の発現が異常に増加すると、少量のエンドトキシンに反応して肝障害を引き起こす。高脂肪食などによる肥満では肝臓のKupffer細胞上のCD14が過剰発現して、その結果、通常では反応しないようなごく微量の細菌毒素に反応してサイトカインを産生して肝炎が生じること、また更には肝硬変に至ることが示唆され…
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