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アラビノースのL体。
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植物の細胞壁に含まれる単糖類(ペントース)のひとつ。主にL体として存在する。甘味度は砂糖の60%程度。スクラーゼの働きを阻害することで、血糖の急上昇を抑える。スクロースを多く含む食品とともにL-アラビノースを摂取すると、スクロースの消化・吸収が抑えられることに加え、二つの糖が腸内細菌利用糖として機能することで肥満を抑制できる可能性が示唆されている。L-アラビノースそれ自体は腸管から3.4%しか吸収されないが,小腸スクラーゼを阻害することから,ショ糖由来の血糖上昇を抑制する。そ…
体内へ取り込まれずに腸内細菌の栄養源となる難消化性・難吸収性の糖類(食物繊維)。腸内環境を改善し、健康維持や疾患予防に寄与することが知られている。L-アラビノースとスクロースを同時に摂取すると、どちらも腸内細菌利用糖として機能し、特定の腸内細菌に協調的に作用することにより酢酸やプロピオン酸の産生を相乗的に促進させ、高脂肪食誘導性の肥満を抑制することが報告されている。タグ:
放線菌(ストレプトマイセス・アベルメクチニウス)が生産する、大環状ラクトンと3分子の2,6-ジデオキシ-L-アラビノースが縮合した配糖体。抗寄生虫薬の有効成分。エバーメクチンとも。ジヒドロ体はイベルメクチン。エバーメクチンとも。オンコセルカ症やフィラリアなどの感染症に有効。
L-アラビノースを代謝する以下の酵素を発現するオペロン。-araA-araB-araDこれらの発現にaraCが必須となる。
エナンチオマーのうち、光学的に左旋性である一方を指す。
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