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ヒト以外でアスコルビン酸(ビタミンC)の前駆体となる物質。
L-グロノ-γ-ラクトン酸化酵素によって触媒されアスコルビン酸となる。
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ビタミンの一つ。水に溶けやすい水溶性ビタミン。L-アスコルビン酸とも呼ばれる。アスコルビンは、ギリシャ語で「壊血病なし」という意味。分子式は C6H8O6熱やアルカリ、酸化によって分解される。また、銅や鉄などの金属によって酸化されやすい。ビタミンC自身は酸化されやすい物質で、他の物質が酸化されることを防ぐ抗酸化作用を持つため、酸化防止剤として食品に使われる。体内ではミネラル(鉄や銅)の還元の他、SODを還元するなど多くの酸化還元反応に関与している。ビタミンC自身が酸化されるこ…
それ自身は反応の前後で変化せず、他の物質の化学反応が進むために必要なエネルギーを下げて、その化学反応を速める働きをする物質。反応の途中でその触媒が変化しても、最終的に元の物質に戻っているならば、それも触媒とされる。一般に化学反応が進むには、活性化状態というエネルギー障壁(ポテンシャルの山)を越す必要がある。反応物の運動エネルギーが、始めの状態(谷)から活性化状態(山)までの高度差(活性化エネルギー)より大きくなければポテンシャルの山を越すことができず、したがって反応は起こらな…
ある物質が化学反応によって生成される元となる物質のこと。
ヒト以外におけるビタミンCの前駆体となるL-グロノ-γ-ラクトンのこと。
グロノラクトン(L-グロノ-1,4-ラクトン、L-グロノ-γ-ラクトン)からアスコルビン酸を生成する反応を触媒する酵素。ヒトはこの酵素を失っているため、体内でアスコルビン酸合成できず、アスコルビン酸はビタミンのひとつ(ビタミンC)となっている。
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