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トリプトファンのL体。
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必須アミノ酸のひとつ。1901年に牛乳に含まれるカゼインが膵液で分解されたものの中から発見された。5員環と6員環(インドール)を持つ構造から、タンパク質の螺旋構造には取り込まれにくく使用頻度が少ないアミノ酸とされる。体内でトリプトファンヒドロキシラーゼによって触媒され、5-ヒドロキシトリプトファンを経てセロトニンに代謝され、メラトニンに再合成される。トリプトファンは血液脳関門上(血管内皮細胞)に発現するLAT1を介して容易に脳内に移行する。脳内に取り込まれたトリプトファンの9…
キヌレニン経路においてL-トリプトファンから生合成される有機化合物。キヌレニンの前駆体。
哺乳類が摂取したL-トリプトファンの約90%をNAD+に代謝する経路。キヌレニンはこの経路の途中で生成される。+L-トリプトファン → ホルミルキヌレニン+ホルミルキヌレニン → キヌレニン+キヌレニン → キサンツレン酸 + アントラニル酸 + 3-ヒドロキシキヌレニン+3-ヒドロキシキヌレニン → 3-ヒドロキシアントラニル酸+3-ヒドロキシアントラニル酸 → キノリン酸 + グルタル酸 + ピコリン酸+キノリン酸 → NAD出典: NAGOYA Repository: …
エナンチオマーのうち、光学的に左旋性である一方を指す。
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