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L-ドーパクロム(L-dopachrome)

L-ドーパからのメラニン生成における中間代謝産物前駆体L-ドーパキノン。赤褐色を呈する。*1*2

L-ドーパクロムの化学構造

化学的に不安定であり、自動酸化により5,6-ジヒドロキシインドール?となるか、ドーパクロムトートメラーゼ?の作用を受けて5,6-ジヒドロキシインドール-2-カルボン酸?となる。これらがそれぞれ重合してメラニンを形成する。

*1KAKEN — 研究課題をさがす | メラニン代謝中間産物であるドーパクロムの細胞毒性に注目した悪性黒色腫治療法の開発 (KAKENHI-PROJECT-12670804): https://kaken.nii.ac.jp/ja/grant/KAKENHI-PROJECT-12670804/
*2慶應義塾大学 酵素反応の特質を知る 酵素チロシナーゼによるメラニンの形成: http://www.sci.keio.ac.jp/gp/FE14F344/441E5448/F63CE1F9.pdf

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このページの最終更新日時: 2020-09-30 (水) 10:20:14