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ヒスチジンのL体。
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小児における必須アミノ酸のひとつ。ヒスタミンの前駆体であり、ヒスチジンデカルボキシラーゼによってヒスタミンとなる。成長や組織の修復、髄鞘の形成、免疫、胃の分泌、性機能、血球の生成、放射線や重金属からの防御などに関わる。カツオやマグロのタンパク質に多く含まれる。経口摂取したヒスチジンは血液を通して脳に運ばれ、脳内でヒスチジン脱炭酸酵素によりヒスタミンに変化し、満腹中枢の一つであるヒスタミン作動性神経に作用し摂食を抑制する作用を持つ。動物実験において、ヒスチジンの経口摂取による摂…
イミダゾールジペプチドのひとつ。β-アラニンとL-ヒスチジンからなるジペプチド。哺乳類の組織中にはカルノシンを分解する酵素であるカルノシナーゼが存在する。骨格筋や脳に存在する。ミオシンATPaseの活性化作用や神経伝達物質としての働きが報告されている。また、亜鉛による神経細胞死を抑制する効果が確認されている。関連する物質にホモカルノシンがあるが、これは脳内に多く筋肉中にはほとんど存在しない。ヒスチジンの部分がメチル化されるとアンセリンとなる。
エナンチオマーのうち、光学的に左旋性である一方を指す。
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