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リジンのL体。
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必須アミノ酸のひとつ。リシンとも。米や小麦など、主食となる食品における制限アミノ酸。大豆に多く含まれる。リジンの発酵生産にはコリネバクテリウム・グルタミクムが利用される。細菌のリジン生合成系には、アスパラギン酸を初発物質とするジアミノピメリン酸経路と 2-オキソグルタル酸を初発物質とするα-アミノアジピン酸経路の二つが存在する。マウスにおけるL-リジンの経口投与は、腸管におけるカルシウム吸収調節を介して腎不全合併症である二次性副甲状腺機能亢進症を抑制し、血管石灰化を抑制するこ…
リジン代謝における中間代謝産物。前駆体はL-リジン。α-アミノアジピン酸-δ-セミアルデヒドに代謝される。タグ:
細菌の細胞壁の形成における最終段階に必要なトランスペプチダーゼ。N-アセチルムラミン酸に結合しているペプチド鎖末端の2連続したD-アラニンのうちの最後のものと、別のペプチドの中盤にあるL-リジンの側鎖からペプチド結合で伸びた5連続のグリシンのN末端を付け替える反応を触媒することで、細胞壁の網目構造の構築に関わる。ペニシリンやセファロスポリンによって阻害される。
エナンチオマーのうち、光学的に左旋性である一方を指す。
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