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セリンのL体。
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セラミドの生合成における中間代謝産物。パルミトイルCoAとL-セリンから合成される。3-ケトジヒドロスフィンゴシンレダクターゼによってジヒドロスフィンゴシンに還元される。
エナンチオマーのうち、光学的に左旋性である一方を指す。
アミノ酸のひとつ。側鎖はヒドロキシメチル基(-CH2OH)。ホスホセリンから、ホスホセリン脱リン酸化酵素によって生成される。セリンとパルミトイルCoAはスフィンゴ脂質の原料となる。アミノ酸の中では最も多い、6種類のコドンを持つ。通常、タンパク質に含まれるのはL-セリンであるが、筋萎縮性側索硬化症(ALS)において、そのエナンチオマーであるD-セリンが、D-セリン分解酵素の活性低下によって脊髄へ蓄積することが確認されている。
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