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TNF-βを参照。
関連する用語
LT-αを参照。
炎症性サイトカインのひとつ。腫瘍壊死因子とも。病原体に対する防御に役立つ一方、関節リウマチなどの炎症性疾患では異常産生が起こり、疾患の発症や増悪の原因となる。TNF-α、LT-α(TNF-β)、LT-βによる三量体を形成する。TNFの関連物質(TNFスーパーファミリー)は20種類近くが確認されている。TNFファミリーにはTNF-α、リンフォトキシン-α、 FasリガンドやTRAILなどのアポトーシス誘導に関与するサイトカインのほか、 RANKリガンド、 OX40リガンド、 A…
TNF受容体(TNFR2)とヒトの免疫グロブリンの一部(IgG1のFc)を結合させた完全ヒト型製剤(完全ヒト型可溶性TNF-α/LT-αレセプター製剤)。TNF阻害薬の中で唯一の受容体製剤。関節リウマチに対する生物学的製剤。国内では2005年に承認された。商品名はエンブレル。皮下注射によって投与する。半減期が約4日と生物学的製剤の中で最も短い。
Th1細胞が産生するサイトカインのひとつ。リンホトキシン-α(LT-α)とも呼ばれる。TNF-βは、TNFスーパーファミリーのひとつです。TNF-αと類似した生物活性を有し、炎症や免疫反応のメディエーターの役割を担い、細胞増殖、分化、アポトーシス、脂質代謝、神経伝達などに関与しています。
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