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ロイコトリエンA4からロイコトリエンC4の生成を触媒するシンターゼ。*1
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アラキドン酸から5-リポキシゲナーゼの作用によって生成された5-ヒドロペルオキシエイコサテトラエン酸の脱水によって生じるロイコトリエン。マスト細胞や好酸球、好塩基球、マクロファージ、樹状細胞などの骨髄球系細胞では、これらの膜タンパク質であるLTC4シンターゼによってグルタチオンを抱合してロイコトリエンC4となる。
ロイコトリエンのひとつ。ロイコトリエンA4にグルタチオンが付加することで生成される。気道を収縮させる作用を持つ。好酸球によって豊富に産生され、喘息にも関わる。ABCトランスポーター(ABCC1、ABCC4)を介して細胞外に放出され、そこでγ-GTPまたはγ-グルタミルロイコトリエナーゼによりグルタミン酸が遊離されロイコトリエンD4となる。
それ自身は反応の前後で変化せず、他の物質の化学反応が進むために必要なエネルギーを下げて、その化学反応を速める働きをする物質。反応の途中でその触媒が変化しても、最終的に元の物質に戻っているならば、それも触媒とされる。一般に化学反応が進むには、活性化状態というエネルギー障壁(ポテンシャルの山)を越す必要がある。反応物の運動エネルギーが、始めの状態(谷)から活性化状態(山)までの高度差(活性化エネルギー)より大きくなければポテンシャルの山を越すことができず、したがって反応は起こらな…
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