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コンドロイチン硫酸を含むプロテオグリカン。コンドロイチン硫酸プロテオグリカンの合成酵素(CSGalNAcT1)や分解酵素(MMP9)はグリア細胞に由来し、これらによる発現制御が加齢によって低下する認知機能の改善に重要であることが確認されている。加齢マウスでは、海馬の神経幹細胞のニッチの主要な構成成分であるCSPGの発現量が低下していることが報告されている。タグ:
大腸がんの組織などで高発現するマトリックスメタロプロテアーゼ(MMP)。マトリリシン(マトリライシン)とも。がん細胞表層の細胞膜タンパク質であるHAI-1の切断を介してがん細胞の凝集を誘導し、がんの転移が促進されることが報告されている。
マトリックスメタロプロテアーゼ(MMP)のひとつ。コラーゲンの三重螺旋構造を切断するコラゲナーゼ。細胞の浸潤や転移にも関わる。
ほぼ全てのマトリックスメタロプロテアーゼ(MMP)の活性を阻害する内因性のタンパク質。間葉細胞から分泌される。4種類の存在が確認されており、それぞれ結合するMMPが異なることが知られている。-TIMP1-TIMP2-TIMP3-TIMP4
がんに高発現するMT-MMP。自身が細胞外基質を分解する他、ゼラチナーゼAを活性化する作用を持つ。MT-MMPの中でも膜型マトリックスメタロプロテアーゼ1(MT1-MMP)は、多くの腫瘍の細胞膜に過剰発現しており、細胞外基質の構成成分であるⅠ型コラーゲンの主要な分解酵素であること、がんの浸潤に寄与する遊離型MMP(MMP-2、MMP-13)を活性化すること、シグナル伝達経路の刺激により腫瘍細胞の遊走を促進することから、MT1-MMPの発現量は多くのがんにおいて、悪性度との相関…
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