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N-エチルマレイミド感受性因子(N-ethylmaleimide-sensitive fusion protein : NSF)

小胞輸送の中心的役割を担うとされるタンパク質。当初はゴルジ体小胞輸送に関与する因子として発見され、後に小胞体からゴルジ体への輸送やエンドソームの融合にも関与することが確認された。NSFSNAP?とその受容体との複合体を形成して膜に結合している。*1

シナプス小胞やその内分泌顆粒クロマフィン顆粒などの末梢神経系の顆粒にも発現する。*2

*1KAKEN — 研究課題をさがす | 小胞輸送を媒介するN-エチルマレイミド感受性因子複合体の精製 (KAKENHI-PROJECT-05780439): https://kaken.nii.ac.jp/ja/grant/KAKENHI-PROJECT-05780439/
*2KAKEN — 研究課題をさがす | シナプス小胞膜タンパク質(NSF及びP-ATPase)の開口分泌における役割 (KAKENHI-PROJECT-05260215): https://kaken.nii.ac.jp/ja/grant/KAKENHI-PROJECT-05260215/

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このページの最終更新日時: 2019-05-17 (金) 09:07:59