最近更新された用語
カドヘリンのひとつ。神経や筋肉の細胞で見られる。
Nは神経(neuron)を表す。*1
関連する用語
体を支えたり動かしたりするために必要な組織。筋肉は、筋線維が結合組織で包まれた筋束が複数集まったものが筋膜で包まれた形となっている。出典: 偕成社 ブライアン=R=ワード 作編/横森周信 訳・監修 わたしたちのからだ3 骨格と運動 1983年筋肉(筋組織)は以下のように分類される。-横紋筋--骨格筋--心筋-平滑筋このうち、意志で自由に動かせる筋肉(随意筋)は骨格筋のみ。自律神経によって制御される、血管や内臓の筋肉は平滑筋と呼ばれる。体性運動神経は骨格筋を支配するのに対して、…
大脳皮質の神経細胞層を形成するために必要な巨大なタンパク質。リーリンの欠損は層構造を持つ神経系のほぼ全てに異常を起こし、滑脳症の原因となる。千鳥足のような歩き方(reeling gait)をするマウスの脳構造異常の原因となる遺伝子として発見されたのが名前の由来。神経細胞膜上のApoER2またはVLDL受容体に結合し、Dab1のチロシン残基のリン酸化を誘導する。リーリンに触れた神経細胞は、N-カドヘリンを介した接着力を一時的に強めて集合し、その後接着は弱くなる。仲嶋教授らの研究…
通常、神経と言うと神経細胞が連結したもの(神経回路)のことを指す。
生物を構成する基本単位。全ての生物の体は細胞(の集合)で出来ている。人間の成人は約60兆個の細胞から成るとされる。細胞の大きさや形は生物の種類や存在する部位によって異なる。ヒトは約270種類の細胞から構成されると考えられている。細胞をセル(cell)と命名したのは、フックの法則を発見したロバート・フック(Robert Hooke)である。一つの細胞で体が構成されている生物を単細胞生物、複数の細胞で体が構成されている生物を多細胞生物と呼ぶ。細胞が一定のパターンで集まったものが組…
細胞表面に発現する、細胞接着に関わるタンパク質(細胞接着分子)。Calcium(カルシウム)+ Adherence(接着)から命名されている。複数の種類が存在し、同じタイプとしか接着しないという特性を持つ。細胞内ではα-カテニン、β-カテニン、p120カテニンなどの結合分子によって安定化される。カドヘリンを発現していないL細胞にカドヘリンのcDNAを導入すると、細胞接着が誘導されました。こうして、カドヘリンは細胞間接着を担う分子であることが確実になりました。… 細胞間接着分子…
参考文献一覧
コメント・訂正・追記
ご意見・ご要望をお聞かせください。