N-ミリストイル化(N-myristoylation) †
脂質修飾のひとつ。アシル化の一種。主にN末端のグリシン残基に起きるタンパク質合成(翻訳)と同時に起きるアミド結合を介した不可逆的な翻訳後修飾。タンパク質を細胞膜へ繋ぎ止める膜アンカーとして働き、主として細胞情報伝達に関わる。*1
srcの発がん性にはN-ミリストイル化が必須であることが知られている。
*1N-ミリストイル化タンパク質が担う多彩な生命現象 細胞情報伝達から疾患誘導まで 内海俊彦 守屋康子: https://www.jstage.jst.go.jp/article/kagakutoseibutsu/54/7/54_484/_pdf
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このページの最終更新日時: 2018-09-20 (木) 17:59:39