NADP(nicotinamide adenine dinucleotide phosphate) †
ニコチンアミドアデニンジヌクレオチドリン酸。NAD(P)+ のように表記される場合もある。水素原子が付いた還元型はNADPH。
化学構造的にはNADにリン酸基が一つ増えただけの違いであるが、酸化還元反応を触媒する酵素はこれらを区別するため共用できない。*1
NADPはNADにリン酸の結合したものである。還元型のNADPは五炭糖リン酸サイクルで合成され、脂肪酸、コレステロールの合成およびグルクロン酸回路の代謝系に必要な物質である。*2
*1兵庫医療大学 グルコース以外の六炭糖の代謝とペントースリン酸回路: http://www2.huhs.ac.jp/~h990002t/resources/downloard/15/15biochem3/03sugarcatabolism_2_15.pdf
*2栄養学で用いられる借用語について(その3)坂田美和 池添博彦: http://ci.nii.ac.jp/els/contentscinii_20171115082957.pdf?id=ART0010003428
*2栄養学で用いられる借用語について(その3)坂田美和 池添博彦: http://ci.nii.ac.jp/els/contentscinii_20171115082957.pdf?id=ART0010003428
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このページの最終更新日時: 2018-06-08 (金) 15:26:08