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幹細胞の細胞核内で特異的に多量に発現している転写産物。*1
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自己の複製や自己以外の様々な種類の細胞に分化できる細胞の総称。幹細胞の「幹」は木の幹を意味する。幹細胞が持つ様々な種類の細胞を派生して生み出す性質を、木が幹を中心として枝や葉を伸ばす性質に例えたもの。幹細胞は,自己以外の種類の細胞に分化する能力(分化能)と,細胞分裂をへて自己と同一の分化能をもつ娘細胞を生み出す能力(自己複製能)とをあわせもつ細胞として定義される.このうち,分化能として多能性をもつ細胞を多能性幹細胞とよぶ.-組織幹細胞(体性幹細胞)-多能性幹細胞通常、幹細胞が…
主に遺伝子発現のことを指す。
遺伝子発現によるタンパク質の合成過程において、DNAからRNA(mRNA)を合成する段階のこと。二本鎖のDNAのうち一本を鋳型とする。転写を触媒する酵素はRNAポリメラーゼ、転写を促進するタンパク質は転写因子と呼ぶ。真核生物では基本転写因子と呼ばれるタンパク質が転写にが必要。転写によってできたmRNAからアミノ酸配列を作成する過程は翻訳と呼ばれる。原核生物では転写と翻訳(タンパク質合成)は同時に進行する。真核生物では、DNA結合活性をもつアクチベーターあるいはリプレッサータン…
単に核と書かれる場合もある。細胞の中で最大の細胞小器官。大きさは約5μm。細胞核は1つ以上の核小体を含んでいる。遺伝子を貯蔵する役割を持ち、リボソームの組み立てを行う。真核細胞の場合は、外膜と内膜からなる二重の膜(核膜)で覆われており、その外膜は粗面小胞体と連続し、内膜と外膜の間の空間は粗面小胞体の内腔と繋がっている。細胞核は格納されているDNAによっても、物理的な衝撃に対する弾力を得ていることが確認されている。本研究では、直径が髪の毛の百分の一ほど(〜1ミクロン)の細いガラ…
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