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NMDA受容体を参照。
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グルタミン酸受容体のひとつ。グルタミン酸やグリシンをリガンドとする。NMDA型グルタミン酸受容体やN-メチル-D-アスパラギン酸受容体などとも。構造的にはナトリウムイオンやカリウムイオン、カルシウムイオンを透過するイオンチャネルを内蔵したイオンチャネル内蔵型受容体。シナプス可塑性の変化に重要であり、海馬の神経細胞における記憶の形成に関わる。NMDA受容体には、伝達物質となるグルタミン酸の結合部位の他にグリシン、ポリアミン、フェンサイクリジンが結合する部位があり、グルタミン酸に…
グルタミン酸のトランスポーター。主にアストロサイトに発現する。-EAAT1(GLAST)-EAAT2(GLT-1)-EAAT3(EAAC1)-EAAT4 GLASTとGLT-1は主にアストロサイトに、EAAC1とEAAT4は神経細胞に局在する。GLT-1とGLASTの異常は、細胞外グルタミン酸の増加によるNMDA型受容体の過剰な活性化を引き起こし、脳の形成異常の原因となる。自閉症スペクトラム障害や統合失調症の発症に関与するGLT-1およびGLASTの遺伝子変異が報告されている…
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