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皮膚や毛穴、鼻腔などに存在する常在菌のひとつ。グラム陽性の球菌。直径1μm。学名はスタフィロコッカス・アウレウス。アレニウスは「黄色い、黄金」を意味する。ブドウ球菌の中では病原性が高いため、皮膚がアルカリ性に傾くと増殖して皮膚炎などを引き起こす。黄色ブドウ球菌が生成する毒素であるエンテロトキシンは食中毒の原因となり、加熱しても毒性を失わない。グラム陽性の球菌で、健康な人でも約30%が鼻腔や手指などに持っています。人の手を介しておにぎり、すしの表面で増殖、この菌による食中毒症状…
金属元素の陽イオンと非金属元素の陰イオンがクーロン力によって引き合うことでできる化学結合。イオン結合によってできた固体は塩とも呼ばれる。イオン結合では、結合している2つの原子の電気陰性度が大きくなるのが特徴。電気陰性度の差が1.7以上であればイオン結合であると言える。イオン結合によって出来る固体は、それを構成する2種類のイオンが規則正しく並んでできる。また、水に溶けやすい性質を持つ。水に溶けると各イオンが自由に動けるようになるため電気を通す(電解質)。例えば、ナトリウムイオン…
銀の硝酸塩。AgNO3塩化物イオンと反応して沈殿を生成する。NaCl + AgNO3 → AgCl + NaNO3
リン酸とナトリウム、水素からなる以下の塩のこと。-リン酸二水素ナトリウム(NaH2PO4)-リン酸水素二ナトリウム(Na2HPO4)ともに電解質の補正用液に用いられる。リン酸水素二ナトリウムをリン酸水素ナトリウムと呼ぶ場合がある。
9個のアミノ酸から構成されるペプチド。キニンに分類される。血液凝固の際に放出される生理活性物質。強い痛みを起こす作用や血圧降下の効果がある。1948年にヘビ毒として発見された。一部はカリジンから生成される。炎症に際して産生され、血管拡張やサイトカインやロイコトリエンの産生、補体系の活性化による免疫細胞の遊走などの作用を持つ。心不全による心肥大や心筋梗塞時の虚血再灌流障害を防ぐ作用なども確認されている。ブラジキニンを代表とするキニンは、発痛作用、血管拡張、血管透過性亢進、Na排…
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