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ホスホジエステラーゼ3を参照。
関連する用語
PDE3の選択的阻害薬。強心薬のひとつ。急性心不全の治療薬として用いられる。心筋収縮力および心拍数を上昇させて血管平滑筋を弛緩させる働きを持つ。
心筋および血管平滑筋のPDE3を選択的に阻害し、心筋収縮力増強と血管拡張作用を惹起する医薬品。
リン酸ジエステル結合の加水分解を触媒するエステラーゼの総称。PDEやPDaseとも表記される。セカンドメッセンジャーであるサイクリックヌクレオチド(cAMPやcGMP)の加水分解を触媒する役割を持つ。ホスホジエステラーゼの働きを阻害する薬剤(PDE阻害薬)が様々な病気の治療に用いられる。細胞内セカンドメッセンジャーである cAMP および cGMP をそれぞれ 5'-AMP 及び 5'-GMP に加水分解することにより,細胞内のシグナル伝達を調節する酵素である.PDE は,現…
心筋や血管平滑筋のホスホジエステラーゼ3(PDE3)を選択的に阻害することで心筋収縮力の増強と血管拡張を引き起こす薬剤。その心筋収縮作用は糖尿病の影響を受けないとされる。エピガロカテキンガレート(EGCG)の併用によってがん幹細胞のスフェロイド形成を抑制できることが報告されている。
プロテインキナーゼの一つ。cGMP依存性プロテインキナーゼやGキナーゼとも呼ばれる。N末端にcGMPと結合する部位を持ち、cGMPが結合することで酵素としての活性が上昇する。ホスホジエステラーゼ3(PDE3)を阻害する作用がある。発現部位が異なる2種類のアイソザイムが確認されている。-PKG-Ⅰ(血管平滑筋、気道平滑筋、脳、骨)--PKG-Ⅰα--PKG-Ⅰβ-PKG-Ⅱ(小腸、軟骨)
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