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プロスタサイクリンを参照。
関連する用語
PGI2をリガンドとするプロスタノイド受容体。プロスタサイクリン受容体とも。
プロスタグランジンの一種。プロスタグランジンI2やエポプロステノールとも呼ばれる。平滑筋の弛緩作用、細胞増殖制御能、血小板の凝集抑制作用などを持ち、肺高血圧症の治療薬として使用される。血管平滑筋の細胞膜に存在する受容体に結合することで、アデニル酸シクラーゼを活性化してcAMPを産生し、その血管平滑筋を弛緩させる。前駆体はプロスタグランジンH2。
一部のプロスタグランジンとトロンボキサンの総称。厳密にはPGE2、PGD2、PGF2α、PGI2とトロンボキサンA2を総称してプロスタノイドと呼ぶ。プロスタノイドとは脂肪酸であるアラキドン酸に由来する一群の生理活性物質で、プロスタグランジン(PG)D2, PGE2, PGI2, PGF2α, やトロンボキサン
エイコサノイドのひとつ。プロスタグランディンと表記される場合もある。必要に応じてリン脂質からホスホリパーゼA2によって遊離されたアラキドン酸から、シクロオキシゲナーゼの働きによって生成される脂質(アラキドン酸カスケード)。PGは,ヒスタミンのように細胞内顆粒に貯留されて刺激により放出されるわけではなく,細胞膜の構成成分であるアラキドン酸として蓄えられており,細胞が何らかの刺激を受けたときに必要に応じてアラキドン酸から生合成される。当初は子宮を収縮させる物質として精液中から発見…
身体の中で血液を循環させるための管状の組織。心臓から体内の各組織に血液を運ぶ血管を動脈、逆に各組織から心臓に血液を運ぶ血管を静脈と呼ぶ。各組織の末端で、栄養・酸素などの物質交換や動脈と静脈を連結する働きをする微細な血管を毛細血管と呼ぶ。動脈の壁は血流と血圧に耐えられるよう厚く、弾力があり、内圧が減っても丸い形が保てるようになっている。これに対し、静脈の壁は薄く柔らかい多くの血管は血管壁と呼ばれる三層構造を取る。血管の内側は内皮細胞(血管内皮細胞)で覆われている。内皮細胞は抗血…
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