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39個のアミノ酸からなるポリペプチド(ペプチドホルモン)。ACTHとも。副腎皮質刺激ホルモンは全ての副腎皮質ホルモンの分泌を促進する。脳下垂体前葉にあるACTH産生細胞からプロオピオメラノコルチン(POMC)を前駆体として産生、分泌される。交感神経の興奮によって分泌量が上昇する。ACTHの合成と分泌は、主に視床下部から分泌される副腎皮質刺激ホルモン放出ホルモンにより調節される。過剰な副腎皮質刺激ホルモンの分泌はクッシング症候群の原因となる。メラノコルチン2受容体(MC2R)の…
脳の海馬や脂肪細胞から分泌されるアディポカイン(ホルモン)のひとつ。肥満ホルモンとも呼ばれる。レプチンは脳の視床下部の満腹中枢に働き、POMCと呼ばれる摂食調節の神経を活性化させる。これによって筋肉などでの糖の利用を高まり、血糖値の上昇が抑制されることが確認されている。摂食の抑制作用や交感神経活動亢進などによるエネルギー消費亢進作用を持つ。また、海馬の機能維持にも関わることが知られている。レプチンの受容体は視床下部の中でも弓状核、外側野、室傍核、背内側核、腹内側核などに豊富に…
メラノコルチンの前駆体となるポリペプチド。POMC/CARTニューロンによって産生される。二種類のプロホルモン転換酵素(PC1、PC2)による段階的な切断を受け、副腎皮質刺激ホルモンやβ-エンドルフィン、メラノトロピンなど複数のペプチドホルモンを組織特異的に産生することが知られている。脳、消化管、精巣、卵巣、皮膚などの様々な組織に発現する。脳下垂体におけるこの遺伝子の発現は、転写因子であるTpitとPitx1によって制御される。
視床下部の弓状核外側部に存在し、プロオピオメラノコルチン(POMC)およびコカイン・アンフェタミン調節転写産物(CART)を産生する神経細胞。
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