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膵臓のランゲルハンス島に存在する、膵ポリペプチドを分泌する細胞。F細胞とも呼ばれる。
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ランゲルハンス島のPP細胞(F細胞)で産生され分泌される、36個のアミノ酸からなるホルモン。PPファミリーのひとつ。膵臓から分泌されるホルモン全体の1%程度を占める。食後直ぐに分泌が始まり、4〜6時間は高い濃度となる。主に迷走神経を刺激する。膵ポリペプチドは特に肉類の摂取により分泌が促進され、消化管機能や膵外分泌機能の調節因子として働くと考えられている。ヒトでは分子量約1万の前駆体からプロセシングされ、前駆体のC末端から生じる20アミノ酸残基のイコサペプチドとともに細胞外へ分…
膵臓の内分泌腺。細胞の塊が島のように点在しているため、発見者のドイツ人の名前を取ってランゲルハンス島と名付けられた。膵島とも。ヒトのランゲルハンス島は直径約100μm。細胞数は100~200万個(膵臓全体の約2%)とされる。血液中のグルコース濃度を感知し、それに見合ったインスリンとグルカゴンを分泌することによって、生体内のグルコースのバランスを維持する。5種類の細胞が存在し、それぞれ異なるペプチドホルモンを分泌する。細胞から直接血管の中へ分泌され、血液に乗って肝臓を通ってから…
胃の裏側に存在する重さ約100gの臓器。膵臓から分泌される消化液は膵液。膵臓のランゲルハンス島からはインスリンなどの様々なホルモンが分泌される。膵液中には、タンパク質、脂肪、炭水化物などの栄養素の消化酵素が多く含まれている。また、膵臓に存在するランゲルハンス島と呼ばれる部分のベータ細胞からは、炭水化物などの利用に重要な役割を果たすインスリンが分泌される。
生物を構成する基本単位。全ての生物の体は細胞(の集合)で出来ている。人間の成人は約60兆個の細胞から成るとされる。細胞の大きさや形は生物の種類や存在する部位によって異なる。ヒトは約270種類の細胞から構成されると考えられている。細胞をセル(cell)と命名したのは、フックの法則を発見したロバート・フック(Robert Hooke)である。一つの細胞で体が構成されている生物を単細胞生物、複数の細胞で体が構成されている生物を多細胞生物と呼ぶ。細胞が一定のパターンで集まったものが組…
細胞が細胞内で合成された物質を細胞外に放出する現象。読みは「ぶんぴ」または「ぶんぴつ」。分泌の様式によって以下のように分類される。-内分泌-外分泌
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