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プロテインホスファターゼ2Bを参照。
関連する用語
Ca2+/カルモジュリン依存性プロテインホスファターゼのひとつ。酵母からヒトにいたる真核生物に普遍的に存在する。哺乳類の脳においてシナプス可塑性の制御に関与し、学習および記憶に重要とされる。全身に存在する。精子の正常な運動に必須であることが報告されている。シクロスポリンAおよびタクロリムスによって阻害される。RCAN1によるカルシニューリンの阻害がダウン症候群の原因のひとつと考えられている。-プロテインホスファターゼ2B(PP2B)
セリン・スレオニンホスファターゼのひとつ。カルシウムおよびカルモジュリンによってタンパク質の脱リン酸化を触媒する酵素。-カルシニューリン-PP2B
タンパク質が持つセリン残基およびスレオニン残基に対する脱リン酸化を触媒するホスファターゼ。セリン・スレオニンホスファターゼは約40種とセリン・スレオニンキナーゼに比べて数は少ないが、多量体を形成することで基質に対する特異性を獲得している。化学的性質から以下の4つに分類される。-プロテインホスファターゼ1(PP1)-プロテインホスファターゼ2A(PP2A)-プロテインホスファターゼ2B(PP2B)-プロテインホスファターゼ2C(PP2C)
セリン・スレオニンホスファターゼのひとつ。中枢神経に多量に存在するCa2+/カルモジュリン依存性プロテインホスファターゼ。神経伝達物質の放出促進などに関与しており、免疫抑制薬の標的となる。
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